「裸足先生池田仁」の運動がもっともっと楽しくなるブログ

「運動嫌いをなくす」を使命に活動する運動指導員のブログです。主に子どもの運動のコツや倒立、ブリッジのコツなどを書いています。

【なわとび】前跳びの練習方法

運動会も終わり、気温が下がってきて幼稚園、保育園や小学校ではなわとびを使う時間が増えてくる頃だと思います。

今回は【なわとび】がもっと好きになる前跳びの練習方法を紹介します。
 

縄を前に回す練習

前跳びの難しいポイントの一つが「縄を前に回すこと」です。

え?そんなこと!?

と思いますよね。

しかしこれがなかなか難しいんです。

なわとびをやったことがない子や苦手な子の前跳びの様子を見ていると

 

縄を

前から後ろ 

下から上

に回してしまう子が多いです。

 

上にジャンプしようとするとき、勢いをつけるために手を下から上に振ります。

この動きが身体にしみついている子ほどなわとびの時に縄を前から後ろに振り上げて、さらに手の動きと同時にジャンプしてしまいます。

なのでまず最初に跳ばないで回すだけの練習をします。

1.縄を身体の後ろに置く。前方にコーンなど縄を引っかけられるものを置く。

家庭でやるときはお家の人の腕でもいいです。(当たると結構痛いです…)

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2.前にあるものに縄を「えいっ!」と引っ掻ける

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3.1の状態に戻す。

 

これを何回か繰り返して縄を後ろから前に回すことを覚えます。

 

縄を跳び越える練習

回すことができたら次は縄を跳び越える動きを練習します。

できないパターンが二つあって、

一つはタイミングがつかめないこと

縄を回すのと同時にジャンプしてしまい着地したときに回った縄が当たってしまいます。

タイミングをつかむ練習は以下の通り。

 

1.縄を後ろから前に回します。縄が足に当たるまで我慢。

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 2.縄が足に当たったら縄を跳び越えます。

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3.これを繰り返します。

なれてきたら足に当たる前に跳びたいので

縄が地面に着いたらジャンプ

縄が顔の前に来たらジャンプ 

など

その子にピッタリのタイミングを探せるような声かけをしてみましょう。

 

 

縄を跳び越えられないパターンの二つ目は

縄を跳び越えられないこと

 

縄を踏んじゃったり真上に跳んでしまうことです。

これは歩き跳び(跳ばないんですけどね)から練習しましょう。

 

縄を回して足に当たったら歩いてまたぐ

これを繰り返します。

慣れてきたら両足を揃えたグージャンプで跳び越える練習をしましょう。

 

まずは一回から

ここまでくれば一回は確実に跳べるようになると思います。

ここから二回三回と回数を重ねるにはまた別の練習方法があるのでそれは後日紹介します。

大人には簡単に見えても子どもには大変な動きです。

「一回跳べたね!すごいじゃん!!」の気持ちを忘れずに、焦らずに練習していきましょう。

まずは子どもに「なわとびってなんとなく楽しいなぁ」と感じてもらうことが大切です。

好きになっちゃえばあとはほっといても勝手に上手くなります(笑)


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池田仁