なわとびが楽しくなる【音楽】の力
億千万の胸騒ぎ
毎週土曜日に開講している
スポーツキッズアウラ
10:30-11:20 幼児クラス
11:30-12:20 児童クラス
児童クラスでいつものように【なわとび】から始めようとした時のことだ。
一人の生徒がふいに
「先生!2億4千万の瞳って知ってる?」と聞いてきた?
そしておもむろに
「おーくせんまんのーむなさわぎー♪」
と歌いだす。
まだ10歳にも満たない小学生が
ヒロミ・ゴー の名曲を歌いだす。
自分が今いる世界は本当に平成30年なのか
目の前で「ジャペェーーン」と歌っているのは小学生の皮を被った昭和人なんじゃなかろうか
一瞬、自分の耳と目を疑ってしまった。
胸騒ぎがしている裸足先生に子どもがたたみかける。
「体育の時間にその曲流してなわとび跳んだんだー。楽しかったから流してよ!」
なるほど。そういうことか!!
なわとびを跳んでて心地よいリズムは1分間に120〜140回跳べるくらい(1秒で2回) 程度
と言われている。
確かにちょうどいいかもしれない。
ということで、普段はレッスン中に音楽を流す習慣は無いのだが、YouTubeで検索して流してみた。
見つめ合う視線のリズムでー♪
ヒロミ・ゴーの歌声に合わせて軽快に跳び始める子どもたち。
曲を聞いたことないはずの子も心なしかいつもより調子がいい。
軽快に曲が進んでいく。
エキゾチィィック
ジャプワァァン
サビを終えても縄の勢いは衰えない。
二番に入る
最初は普通の前跳びだけだったのにおもむろに駆け足跳びやあや跳びを織り混ぜてくる子どもたち(平成生まれ)
おや、なんだか楽しそうだぞ・・・
裸足先生もつられて縄を手に取る。
でっあいーは〜 おーくせんまんのー
裸足先生、夢中で縄を跳ぶ。
そして最後のサビ・・・
ジャプワァァァァン・・・ (ヒュヒュン)
ジャプワァァァァン・・・ (ヒュヒュン)
ジャプワァァァァン・・・ (ヒュヒュヒュン)
最後の盛り上がりに合わせて連続二重跳び、さらには三重跳びまでも繰り出してしまう昭和61年生まれの姿がそこにあった。
曲が終わったあとも息があがり、うっすらと汗をかいていた。しかし不思議と疲労感はなく心地よかった。
ふと顔をあげると子どもたちが
「あー楽しかった!もう一回!次はワンピースの曲でやろう!!」とせがんでくる。
いつもは30秒も跳べば弱音を吐く子どもたちが4分近い曲で跳びきったあとにさらにもう一曲リクエストだと!?
恐るべしヒロミ・ゴー!
恐るべし昭和の歌謡曲!
ただ跳ぶだけのなわとびにうんざりしてるお子様と大人はお気に入りの音楽を流して跳んでみてください!