「裸足先生池田仁」の運動がもっともっと楽しくなるブログ

「運動嫌いをなくす」を使命に活動する運動指導員のブログです。主に子どもの運動のコツや倒立、ブリッジのコツなどを書いています。

逆立ち歩き(倒立歩行)のコツは逆立ちで歩かないこと

三学期になると一気に増えるお問い合わせが

「逆立ち歩きを教えてください」というもの。

ヨコミネ式教育法を導入している幼稚園や保育園では発表会や卒園式で園児が逆立ち歩きや高い跳び箱を披露する場があるとのことでそれに向けた特訓をしたいとご依頼があります。

今年もブログやinstagramを見てパーソナルレッスンを受けに来てくださったり質問をくださったりたくさんご相談を受けております。ありがとうございます。

パーソナルレッスンは60分10000円から受け付けておりますのでjin.gon10@gmail.comにご連絡ください。

 

さて、先に断っておきますと私は逆立ち歩き(ブリッジ歩き)は「必要ない」と思っています。

普段のクラスでも練習させないし、自分のトレーニングとしてもやりません。

その理由は「身体が固くなるから」「倒立の形が汚くなるから」の二つです。

なので「逆立ち歩きがしたい」とパーソナルレッスンに来てくださっても実際に逆立ちで歩くのはほんのわずかな時間です。

 

先日のパーソナルレッスンは40分のうち20分がストレッチ、残りの20分が前転、後転、ブリッジなどのマット運動と壁倒立。

逆立ち歩きは1分やったかなぁ?ってくらいの内容でした。

その結果、そのお子さまは二日後の幼稚園のテストで目標の距離を逆立ちで歩けたと報告が届きました。逆立ち歩きがいいか悪いかは置いといて、できなかったことができるようになった喜び、目標を達成することができた自信を与えることができてとても嬉しいです。

 

逆立ち歩きをどうしてもやらなきゃならない、どうしてもクリアさせたいという保護者の方も多いと思います。

ひょっとしたら幼稚園の先生や体操の先生から「できないのはあなたのお子さまだけですよ」なんてプレッシャーをかけられて悲しい思いをされてるご家庭もあるのではないでしょうか。

 

そんなお悩みを抱えているみなさんはお家でぜひこんな練習をしてみてください。


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壁にあご、胸、太もも、足の甲をつけた壁倒立です。手は壁から15cmくらい離します。

 

これだけで充分です。足踏み(手踏み)したりしないでください。この姿勢で補助なしで1分くらいキープできるようになればあとは幼稚園での練習時間できるようになります。

幼稚園の時間以外はなるべく逆立ち歩きをしないように注意してください。ブリッジ歩きもやらないほうがいいです。

 

この姿勢が補助有りでも辛い場合は柔軟性や筋力が足りないことが考えられるのでストレッチやくま歩きなどで鍛えましょう。 

それもちょっと大変だったら池田仁まで連絡ください。

 

 

あ、、、

 

運動会直前とかもそうなんですが

「明日までに何とかしてほしいんです!」っていうのはお子さまの心身にも保護者の方のメンタル的にもあまりよろしくないのでなるべくお早めに連絡いただけると嬉しいです(笑)