他人を信頼できるのは自分に絶対的な自信があるから
他人を信頼できるのは自分に自信があるから
逆に他人を信頼できないのはその人を信頼してないんじゃなくて自分に自信がないだけ
アクロヨガを始めて三年
未だに言われる「仁くんはもっと相手を信じて!!」
僕は三年前からアクロヨガに取り組んでいます。
アクロヨガとはヨガ、タイマッサージ、アクロバットの三つの要素が含まれたヨガで…って説明は割愛。
詳しく知りたい方はこちらの中村晃子先生の素敵な文章をご覧ください。
楽しく身体を鍛えるだけじゃない「アクロヨガ」の本当の魅力って? | TABI LABO
このアクロヨガ、二人でやることが多いので気持ちよく楽しく動くためには自分だけではなくパートナーの力も大切になってきます。
自分に技術があっても相手が上手く動けないと綺麗にはできないし、
自分が多少未熟でも相手に技術があればその不足分をカバーしてもらうこともできます。
三年もやっていると日本人のプレーヤーの中では「ベテラン」とか「上級者」と呼ばれてもおかしくないんですが、そこまでやりこんでいても未だに言われる言葉があります。
「仁くんはもっと相手を信じて!!」
「自分で頑張りすぎないで相手に委ねて!!」
えぇ~わたくし、未経験者にアクロヨガを教えることも増えてきたのですがその時に生徒さんに全く同じ事を言います。
「相手を信頼しましょうね」
「任せちゃっていいですからね」
人に言ってるのに自分は苦手って…(汗)
信頼していないのは「相手」ではなく「自分」
そんな池田仁が最近言われて衝撃を受けた言葉があります。
「仁さんは私みたいな初心者でも信頼してくれるのが伝わってとても乗りやすいです。」
あれだけ「もっと信頼して!!」と言われてた自分が「信頼してくれてるのが伝わって」って!!
純粋に嬉しかったんですが、少し考えてみました。
- 本当にその相手を信頼していたのか?
- そもそも今まで本当に相手を信頼できていなかったのか?
1に関して
出会って間もない(その日が初対面)うえに、アクロヨガほぼ未経験の人を「この人なら絶対大丈夫!!」と信頼できるかって言うとそんなことはありません。
「まぁ、たぶん大丈夫だろう」
「このくらいならできそうだな」
って予測はしましたが、その人を全面的に信頼できたわけではありませんでした。
ちょっと傲慢に聞こえるかもしれませんが、
この時に信頼していたのは
「相手」ではなく「自分」
もっと言うと自分の経験や技術。
自分の技術と相手の筋力や身体の使い方を天秤にかけて「この技なら自分の力で補えば楽しめるな」と思ってやってました。
2に関して
「もっと相手を信じて!!」って言われる状況を改めて振り返ってみました。
- 難しい技や自分がやったことのない技に挑戦してるとき
- 相手が自分よりも技術が高いとき
この二つの条件が揃ったときに「もっと信頼して!!」と
自分よりも技術がある人とやってるのに「信頼できてない」とはなにごとか!!
相手にしてみたら「そんなに私の技術が信じられないの?」って言いたくもなりますよね。
でも、そうじゃないんです。
信頼してるんですよ。
信頼できてないのは「自分」
「自分の技術」が不安すぎておどおどしちゃうんです。
自分の技術に自信がある技のときはそんなこと言われたことありません。
まとめ
信頼関係は「この人なら大丈夫!!」で生まれるんじゃなくて
「この人が失敗しても自分は大丈夫!!」
という「自分への信頼」から生まれるもの。
「他人を信じることができない」って悩みを抱えているのなら
信じることができる人を探すよりも
筋トレして逆立ちして肉食って自分を鍛えて「信じることができる自分」を作り上げるほうが簡単ですよ!!
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