止まって転がってかけっこが速くなる
毎週月曜日に吉祥寺(三鷹)で開催している東京武蔵野シティFC裸足かけっこ教室の新年度のクラスが今日から始まりました。
体力が尽きるまで走る吉祥寺の裸足かけっこ教室 - 「裸足先生池田仁」の運動がもっともっと楽しくなるブログ
かけっこ教室では毎月テーマを決めてそれに添ったプログラムを提供しています。
2018年4月のテーマは
止まる・転ぶ・転がる
です!
子どもはよく転ぶ
子どもはよく転びます。
かけっこ教室にも「幼稚園で転んで擦りむいちゃった〜」「公園で転んで血が出たー」と言って膝や肘に絆創膏を貼ってくる子どもがたくさんいます。
子どもが転びやすい原因として
- 頭が大きくてバランスが悪い
- 足が小さくてバランスが取りにくい
- 身体を支える筋力が弱い
のようなものがあります。
1と2に関しては成長を待つのが一番の解決策ですが3に関しては日頃の習慣で大きく変わってきます。
近年、子どもの運動能力や筋力の低下が叫ばれていますが、私が幼児体育指導員になったばかりの2011年、当時の会社の先輩から次のような言葉をかけられました。
先輩「最近の子どもの運動能力は本当に低いよ。冗談に聞こえるかもしれないけど段差も何も無い床で突然転ぶから。そして転ぶのも下手で歯を折ったり手首や肘を折る子がたくさんいるから。」
池田仁(靴履いてた時代)「え!そうなんですか?勉強になります。ありがとうございます!」
と爽やかに返事をする一方で
(なるほど。こうやって新人の危険管理意識を高めてるんだな。まぁ実際はそこまでひどくないだろ…)
なんて思ってました。
そんなはずはない…って思ってたのに…
指導初日
一人が転んで泣いてると思ったら遠くでもう一人転んで泣いている…
その子が泣き止んだと思ったら向こうでは子ども同士が衝突して転倒している…
指導初日の午前中で「鹿児島に帰って芋を育てて生きていこう。焼酎造ろう。」なんて思ってしまいました…
おっと…ついつい昔話をしてしまいました。
話を戻します。
「昔の子は〜」とか「今の子どもは〜」って話はあまり好きではないので言及はしませんが、子どもはとにかくよく転びます。
しかし経験を積むことで「転びにくい身体」「転んでも怪我をしにくい動き」というものが身に付いてきます。
止まれる、転がれる、で足が速くなる
先にも述べた通り、子どもはよく転びます。
それ故に、「速いスピードで動くことに恐怖を感じる」ことがあります。
子どもに限らず大人もそうですよね。
急な坂道を走ってかけ降りたり自転車で猛スピードで下るのって恐いですよね。
何回かやってみて「転ばないコツ」をつかんだり「安全な転び方」がわかってくると徐々にスピードが出せるようになってきます。
「転ばないコツ」をつかんだり「安全な転び方」がわかってくると徐々にスピードが出せるようになってきます。
これが子どもにも大切なんです。
速く走る前に
速く走っても安全だよ
速く走るのは恐くないんだよ
と思うこと。
勢いよく転んでも怪我をしないんだ!って自信を持つこと
これは「転んでも痛くない!気合いがあれば大丈夫!気合いだ!気合いだ!気合いだぁぁぁ!」なんていう根性論ではなくて、
経験を積むことで誰もが手に入れることがてきる能力です。
今日のクラスを例に挙げると
【幼児クラス】
だるまさんが転んだ
四つん這いになって片手で身体を支える
腕立て伏せの姿勢で片手で身体を支える
膝立から前に倒れて手を着く
立った状態から前に倒れて手を着く
前転
【児童クラス】
膝立から前に倒れて手を着く
立った状態から前に倒れて手を着く
しゃがんだ状態から頭を打たないように後ろに倒れる
三歩歩いて前に倒れて手を着く
前転
側転
高速クマ歩き
などのプログラムで腕力や前に倒れこむ感覚を鍛えました。
今後はこれに急発進急停止や急停止からの方向転換。回転運動からのダッシュなどを行なって止まる力、転がる力を高めていきます。
単純な筋力やスピード、持久力だけではなくて「身体の動き」も身に付くプログラムを今年度も提供していきます!
怪我をしない身体を手にいれて「運動嫌い」を克服しましょう!
東京武蔵野シティFC裸足かけっこ教室
毎週月曜日
15:00-15:50 2-3歳クラス
16:00-16:50 幼児クラス
17:00-18:00 児童クラス
なわとび、四足歩行、100mダッシュで子どもの体力が尽きるまで動き回ります。
お申し込みお問い合わせは【東京武蔵野シティFC】まで
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