運動会直前でも間に合う、真っ直ぐ走る方法
今週の土曜日が運動会の小学校が多いみたいで私の教室でもかけっこ(走ること)に関する相談を受けることが多くなってきました。
そんな中、三日間連続で同じ質問を受けたのでその対策を紹介します。
真っ直ぐ走れないんですけどどうすればいいですか?
・真っ直ぐ走れない
・走るときに頭がふらふらする
・走るときに身体がぐにゃぐにゃに見える
相談内容は上記の通りです。
子どもは全身のサイズや筋力の割りに頭が大きくて重いため、その頭を固定したまま真っ直ぐ動くというのがなかなか難しいです。
「成長すれば改善されますよ」「筋肉がつけば安定しますよ」と言うことが多いのですが運動会直前ということもあるので短期間で少しでも改善できる方法を紹介します。
1.普段から口を閉じるようにする
口や顔の筋肉は首や肩、背中の筋肉と繋がりがあります。普段から口がぽかんと開いてる子は頭を支えるための首や肩の筋力が弱くバランスを取ることが難しいです。
家でテレビを見ているとき、勉強をしているとき、子どもの口はしっかり閉じていますか?ご飯を食べるときに口を閉じてたくさん噛んで飲み込んでいますか?
日常生活での癖は運動の時にも現れてきます。口が開いてるのに気がついたら一言注意するようにしましょう。
2.目印を決めて片足で立つ
バランス感覚や筋力を高めるために効果的なのが片足立ちです。この片足立ちの効果をさらに高めるために目印を決めて片足で立つ練習をしましょう。
目を閉じて片足立ちをするとなかなか止まれませんよね?人間の身体は目線が固定されると安定するんです。
家の壁のシールや公園の木や遊具などを目印にして片足立ちをやってみましょう。そんなに長い時間じゃなくても大丈夫です。親子で競争をするとより楽しく取り組めます。
3.目印を決めてジャンプする(なわとびを跳ぶ)
片足で立つのと合わせてやって欲しいのがジャンプすることです。
目印を決めて同じ場所で跳び続けられるように練習しましょう。
なにも持たないで跳びましょう。なわとびが得意な子はなわとび(前跳び、二重跳び)をやると飽きずに楽しくできると思います。
この時のポイントはつま先で跳ぶこと、地面にいる時間を短くすること、できるだけ高く跳ぶこと です。
運動会直前で子どもも大人も熱くなっていると思うのですが忘れないで欲しいのはすぐに足が速くなる魔法は無いということです。
前日にちょこっとやっただけで劇的に速くなるということはほとんどありません。
お父さん、お母さん、子どもの運動会の結果に一喜一憂することなく、どんな結果だろうが「よく頑張ったね」「一生懸命やっててかっこよかったよ」と抱き締めてあげてください。
その上でさらに速くなりたい、もっと運動したいという思いが子どもに芽生えたらまた来年の運動会に向けて一緒にがんばってください。そうすると毎年の運動会がより楽しみになると思います。
来週の月曜日以降、子どもや保護者のみなさまからいろんな話が聞けるのを楽しみにしています!
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