ブリッジができても160km/hは投げられないし側転ができてもW杯には出られない
ブリッジができる→プロ野球で沢村賞が獲れるレベルのピッチャーになれる
側転ができる→サッカーW杯に日本代表としてピッチに立てる
どちらも真実ではありません。
「少年野球の監督にブリッジができなくて怒られました」「サッカーのクラブチームの練習に側転が入ってるのでできるようにしてほしい」
体操教室やかけっこ教室の保護者からそんな相談を受けることが増えてきました。
野球選手であろうとサッカー選手であろうと陸上選手であろうとピアニストであろうとブリッジや側転などはできた方がいいです。
ブリッジができる身体や側転ができる身体の方が怪我のリスクを抑えることができ、様々な技術の習得の助けになると考えられるからです。
大切なことを2つ書きます。
1.ブリッジや側転ができないならなぜできないのか分析して対策する→身体が固いのか?筋力が足りないのか?運動経験が足りないのか?できない理由を考えてその対策をしましょう。わからなければ各チームの練習プログラム作成者や責任者に聞いてください。もしその人たちがわからないのであれば池田仁のレッスンをオススメしてください。もちろんあなたが直接習いに来るのが一番近道です。
2.ブリッジや側転ができるようになることを目的にしない→一生懸命ブリッジや側転の練習をしました。バットを振る時間もボールを蹴る時間も削ってブリッジや倒立、側転をやってようやくできるようになりました。
それで誕生したのはブリッジの綺麗な野球部の補欠や側転の上手いサッカーの応援の太鼓係でした。
日本中が涙する努力のストーリーですね。
ブリッジや側転ができる身体を専門競技の技術につなげることが大切です。
手段と目的を間違えないようにしましょう。