球技のための走り方とは?
球技に活かすためにはどんな走り方がいいのか?
基本的な動きとしてはは陸上競技で速く走るためのフォームを身につければいいと思います。
サッカーやバスケットボールをやっているからといって普段から重心を低くした走り方をする必要はありません。
ただ、球技において絶対に必要な能力というものは存在します。
急停止
急発進
方向転換
この3つは陸上競技のスプリント種目には必要とされないが球技をするならば確実に高めておきたい能力です。
この3つの中で最も重要なのは
急停止 止まる力
重要というか、止まる技術が上達してくれば急発進(加速)と方向転換に必要な筋力や感覚も同時並行で上達していくと考えています。
止まる力を高めるトレーニング
1.垂直跳び&立ち幅跳び
垂直跳びは高く跳ぶ、立ち幅跳びは遠くに跳ぶ。
大事なのは跳ぶ高さや距離よりも着地。
着地でビタっと止まれるように取り組みましょう。
2.高いところから飛び降りる
1.と同様、着地を意識する。
応用としては着地して止まり、合図があったらダッシュする。
3.ダッシュ&ストップ
全力で走り決められた場所でピタッと止まる。
バリエーションとしては
両足で止まる。
片足で止まる。
走り幅跳びのように助走→ジャンプ→両足着地。
足をついて止まるだけでなくうつ伏せになったり仰向けになったりしてその後に起き上がってダッシュをすると強度が上がりラグビーやサッカーなどの競技にも活きてきます。
4.片足立ち&片足ケンケン
片足でバランスをとって止まる
その場でケンケンする
ケンケンで前後左右に移動する
片足で動くことをたくさんやりましょう。筋力がついて止まる、走る、跳ぶ脳力が高まります。
池田仁のかけっこ教室では幼児クラスでは だるまさんが転んだ をやってダッシュ→急停止を繰り返しています。
特殊な環境や道具はほとんど必要ありません。
幼少期の運動プログラムを作成するときはシンプルで運動量が豊富に取れるものをいかに楽しく提供できるかがポイントだと思います。