子どもが習い事に行きたがらない時の対処方法
みなさんの子どもは習い事に楽しく行ってますか?いつもやる気満々ですか?そういうお父さん、お母さんはこのブログを閉じて子どもと外で遊んできてください。
逆に子どもが習い事の時間が近づくにつれ「今日は習い事行きたくないよー」「習い事なんてもうやめたいよー嫌だよー」と言ってイライラしてしょうがないっていうお父さん、お母さんはもうしばらくお付き合いください。
習い事に行きたがらない子どもをやる気にさせる方法
みなさんもお忙しいと思うので結論から述べます。
とりあえず教室まで連れてきてください
なんとしてでも連れてきてください
(痛いっ!やめて!石を投げないで!裸足が歩く道にガビョウを撒くのはやめて!!)
これ、ふざけてません。大真面目に言ってます。
とりあえず教室まで来てくれればあとはやる気にさせます。
「やる気にさせます」というか子どもが勝手に楽しんでやってくれます。
教室に来る途中やレッスンが始まる前にビャービャー泣いてたのにちょっと走り回ったりボール投げたりしてたら満面の笑みでキャッキャウフフ楽しそうに動いてる。
そんな子どもの姿を見て「なんなのよ!もうっ!」とイラッとしながらも安心した経験が一度と言わず何度もあるのではないでしょうか。
そういうもんなんです。いざ教室に来てやり始めたら勝手に楽しくなっちゃうんです。
「習い事行きたくないよー」の本当の意味
「だったら最初っから行きたくないとか言うな!!」
そう言いたくなる気持ちもよくわかります。
ではなぜ子どもは「嫌だ嫌だ」言うんでしょうか?
そのほとんどが理由がない、ただ言ってみただけだと思います。
もう少し丁寧に言うとお父さん、お母さんとのコミュニケーションの一つです。
お父さん、お母さんとお話したいんです。
何かを伝えたいんです。
ただ、その「何か」を子どもの語彙力や表現力じゃ伝えきれないんです。
なので「嫌だ嫌だ」と泣き叫ぶ子どもを大声で怒鳴り付けるのはやめましょう。お互いにストレスが溜まるだけです。
子どもを教室に連れてくる方法
さて、では嫌だ嫌だとごねる子どもを落ち着かせて教室に連れてくる方法を紹介します。
残念ながら僕には子どもがいないので、自分の子どもで試したことはありませんが、教室来て「やりたくない!」と言う子に対して効果のある方法です。
- スッキリするまで待つ
とにかく待ちます。子どもが泣いても叫んでもどれだけネガティブな言葉を発しても無言で聞いててください。
子どもの視界に入るところにいてください。
できれば目線も合わせるとさらに良いです。
時間はかかりますが必ず一瞬大人しくなるときがあります。
その時に一言優しい言葉をかけてください。
「そうだよね。嫌だよね」の共感でもいいし
「元気よく泣いたね」と笑顔で語りかけてもいいし
とにかく子どもに「お父さん、お母さんはあなたを見ていますよ。話を聞く準備はできてますよ。」という姿勢を見せてください。
- 身体に触れて落ち着くまで待つ
大好きなお父さん、お母さんが側にいることを感じてだんだん落ち着いてきます。この時も「泣かないの。」なんて言わずに優しい顔で無言で子どもを見つめてください。
- どうすればやる気になるか本人に決めてもらう
子どもが落ち着いて話が聞ける状態なら「そっかー嫌なんだね。じゃあどうすれば頑張れそう?」「お父さん、お母さんが何をお手伝いしたら頑張れそう?」って聞いてみてください。この時も決して答えを急かさないでください。
ほとんどの子どもは自分では考えられないので選択肢を挙げるといいでしょう。
僕の教室では
「今日は動物さんとマット運動と鉄棒となわとびをやるんだけど、どれなら頑張れる?どれはやりたくない?」という具合で聞いてます。そう言うと少なくともどれか一個は「やりたいこと、がんばれること」を言ってくれます。
「全部嫌だ!」って言う子ももちろんいますがその時は無理にやらせません。やりたくなるのを待つか、「やらないでもいいからお友達の隣に座ってて」と言って少しでもレッスンの雰囲気に馴染めるようにします。
この三つのどれかで子どもはだんだん動き出してくれます。
大切なのは
無理強いをしないこと
お父さんやお母さん(先生)はあなたの味方ですよと伝えること。伝わる態度をとること
子どもに「自分で決めた」と思わせること
です。
ここまでやってそれでも子どもが「嫌だ!行きたくない!」と言うなら本当に嫌な理由があると思うのでしっかり話し合って習い事を変えるか教室や先生を変えるなどなんらかの対策をとってください。
ということで早速今日から試してみてください!
保育の大先輩のお父さん、お母さんからのご意見も大歓迎なので「うちではこうしたらやる気になりました!」ってのがあれば教えてください!